マッチングアプリで私が年上の嫁さんをゲットできた裏話

私には10歳以上年上の嫁さんがいましてマッチングアプリがきっかけで付き合うことになったものの、この人への恋慕は学生の頃から始まってまして、ものすごい偶然もあるんだなぁ…としみじみしつつも、すごく幸せな毎日です。

嫁さんと初めて出会ったのは、私が高校生のときでした。当時の嫁さんは20代後半の教師で、私は一目見たときから「クラスメイトとは違って大人だし、なんだかいい匂いがするし、いいなぁ…」と思ったのです。

そんなわけで気に入られるようにいろいろと手伝ったり、放課後にお願いして個人的に勉強を見てもらったり、猪突猛進にアプローチしました。当時の嫁さんは「熱心で真面目な子だなぁ」とは思っていても、やはり子供相手ということで恋愛感情は持っていません。

だから卒業のときに告白しても「すごくうれしいけど、キミにはもっとステキな出会いがあるから」と断られ、見事玉砕です。

なお、私はフラれた直後も「最後くらい格好いいところを見せないと!」と意地を張って、クールにお礼を言ってから家に帰りました。

もちろん、家では男泣きをして妹にガチで心配されましたが…。

大学生になると出会いのチャンスも多いのですが、「俺の好きな人は先生だけだ!」と格好をつけて、合コンなどは無視していました。

おかげで孤立気味の学生生活でしたが、その分勉強には集中できて、成績は良かったです。

その甲斐もあって地元の有名企業に就職できて、なかなか順調な人生でしたが…社会人になるとようやく「先生は大好きだけど、さすがにもう会えないだろうし、独身のままっていうのもなぁ」と考えて、マッチングアプリを使い始めたのです。

そしてマッチングアプリでとある年上女性と仲良くなり、相手は「私、もうおばさんだけど…」と気にしていましたが、私は平気でデートに誘いました。

先生を好きになるだけあって、私は30代以降でも全然気にならないのです。

こうして私と先生は、運命的な再会をしたのですね。

デートで顔を合わせるまではお互いのことも知らず、顔を合わせたときは「ウソ…こんなことってあるの?」と先生は呆然としました。

対する私は驚き以上に「これは神様のくれた最後のチャンスだ!」と思い、その日に告白し直しました。

先生はやっぱり年齢を気にしましたが、私の熱意とこの運命に折れて、今度こそ受け入れてもらえたのです。

こうして先生から嫁さんになり、今は幸せな結婚生活を送っています。

嫁さんは「まさかこうなるなんて思わなかったけど、あのとき告白してくれたのがあなたでよかった」と笑っていますよ。

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