普段はモテない男にとって、『可愛い子との出会い』には慎重にならざるを得ないですよね？私は女性から告白されたことはないし、自分から告白して付き合ってもあまり長続きしなかったから、「自分と仲良くしてくれる女の子は、あくまでも友情であって愛情はない」と思い込んでいたのです。
そんな私も出会いを求めて、マッチングアプリを使い始めました。やっぱり20代後半で彼女がいないと焦ってしまうため、すぐにでも恋人を作りたかったのですね。町中で出会いを求めるほど自分に自信もなかったし、マイペースに使えるアプリは便利でした。
そしてこのマッチングアプリを使うことで、私はA（仮名）というとても可愛い子と出会えたのです。Aも私も会うまでは顔を隠していたから、ルックスについては期待していませんでした。自分がモテないのを知っているので、高望みはできないと思って…。
なお、Aはマッチングアプリで「まずはお友達として仲良くできる人を探しています！」と書いていたから、初めて会うときはあくまでも友達としてでした。私としてもいきなり付き合えるとは思ってなかったので、気楽に待ち合わせ場所へと向かったのですが…。
待ち合わせ場所にいたAは驚くほど可愛くて、私はすぐに「この子と自分ではレベルが違いすぎるから、きっと友達止まりだろうな…」と思い込んだのです。夢を見るだけならタダですが、これまでずっとモテなかった私は、その夢すら抱かなくなったのです。
ただ、Aは初日からとてもフレンドリーで、楽しくデートができました。ちなみにAは女性ながらも博物館が好きだったので、そこで一緒に展示品を見て回りましたが、Aはすごく楽しそうでキレイでしたよ。
その後もAとはデートすることが多く、たまにAから誘われることもありました。Aからのお誘いをもらったときは天にも昇る気持ちでしたが、「友達だし、勘違いするのはダメだよな…」と自分に言い聞かせ、ずっと友人として仲良くしていたのです。
だけど、Aと仲良くしていると、「やっぱり、ダメ元でもいいから告白したい…」と考えますよね？それで私も一緒に夜景を見に行ったときに、「会ったときからずっと大好きでした。付き合ってください…」と玉砕覚悟のアタックをしたのです。
そして断られて、友人関係もお終い…と思いきや、Aは笑いながら受け入れてくれて、まさかの恋人関係へとなれました。Aに「私みたいなのでいいの？」と聞くと「いつも優しくて、私も好きだったから」なんて言われて、泣いてしまいました…。
マッチングアプリで可愛い子と出会えたら、勇気を出すことも大事です